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これからこの4つを簡単に説明します。 この2つが重要であることは間違いありません。しかし英語にはこれらとおとらず重要なことがあるのです。ここではこれを英語の基本ストラクチャーと呼びます。 英語には外国人がナチュラルだ、と感じる話し方があります。この話し方とはいわば話の流れのようなものです。それは、慣用句、本体、詳しい説明の3つの部分で、その流れにしたがって文を組み立てることを指します。これを図式化して詳しく説明しましょう。
慣用フレーズ 最初は慣用フレーズです。これは日本語の語尾にあたるもの、…と考える…と言っていた….と理解する、などです。すべての発話にかならず付けるというものではありません。必要に応じて付けたり付けなかったりします。
文の本体 次に、発話の本体があります。本体は自分の言いたいことの中心部で、いわば発話のテーマにあたる部分です。ここではできるだけ簡単な表現を使うことがルールです。I have a penクラスの文で十分です。決して難しい単語や表現、また、文型は使わないようにしてください。下のA、B、Cくらいの文型を駆使します。 A
詳しい説明 詳しい説明の部分は英語を話すときにもっとも重要な部分になります。英語は、すべてを一言で要約する日本語とくらべると、何から何まで細かく説明する具体的な言語です。発話の中では、本体のテーマをこの部分で詳しく説明します。日本人には一番苦手な部分になります。また、that、which などの関係代名詞や関係副詞はやたらめったらと使うのではなく、適切に使うのが原則です。 A前置詞 + 名詞
B to不定詞 + 動詞 + (名詞) (〜を)〜するために、(〜を)〜すること
C 動名詞 〜ing 〜をしながら
D 副詞
接続詞 接続詞は先に紹介したbut, because, and, so, ifの他にafter, before,whenの3つを合わせて使うと話が組み立てやすくなります。
英語の発話 それではこの発話の形式ではどのような会話文になるのか実際にみることにしましょう。慣用フレーズ、本体、詳しい説明を抜き出しました。 There are so many people in
Shinjuku station in the morning My father said he visited his old
friend in Boston to talk about his future plans. Noriko said she went to America to study Journalism in college for two years. He was a college student at Waseda University three years ago. 長い発話 次に、前のページの会話例を使って実際の会話で行われる長い発話をみてみましょう。慣用フレーズ、本体、詳しい説明を抜き出しました。 赤 本体 青
詳しい説明 黒 接続詞 基本ストラクチャーが理解してもらえたでしょうか。慣用フレーズ、本体、詳しい説明の各要素を効果的に組み合わせることで自分の言いたい内容をできるだけ細かく説明することができるようになります。これをツ−ルとして使いこなすことができれば、ネイティブが十分に理解可能な英語に自然となります。つまり、内容を一言で要約するのではなく、見たまま、聞いたまま、感じたままに話すことができるようになるということです。一生懸命、徹底的に練習すればなんとかなります。 しかし細かく説明することに慣れていないわれわれ日本人にとって、このようなツ−ルをいきなり使いこなすことは難しいでしょう。重要なこと は、まず本体だけでよいから上で説明したような中学2年程度の簡単な文を長くつなげ、言いたい内容を細かく説明する練習を基本に行うことです。本体の部分 がしっかりできるようになるだけで、普通の日常会話には不自由を感じなくなるでしょう。そしてこれができるようになった後で、慣用フレーズと詳しい説明を 加える練習をして表現したい内容を一層細かく豊かにして行けばよいのです。外国人とのコミュニケーションはさらにスムーズとなり、細かな表現もできるよう になるでしょう。 ここで「事実や経験」を表現するにあたって、初級から中級へと英会話力がどのように伸びて行くものなのか下に例を示します。 日本語
本体のみの英語(初級レベル)
「詳しい説明」部分を豊かにした英語(中級レベル)
初級レベルでは基本ストラクチャの「本体」の部分に発話が限定されるのに対し、中級レベルでは基本ストラクチャの「詳しい説明」部分が豊かになり、よりこまやかな表現が可能になっています。正しい方法でトレーニングするなら、日本人の英会話力は、このように本体のみの会話からより細かく洗練された内容へと伸びて行きます。これはかならずしも語彙力と文法の知識の問題ではありません。英語らしい話し方のスタイルに慣れるかどうかの問題なのです。 では、英会話に本当に必要とされる語彙や文法、それに構文はどのようなものでしょうか?次にこれを見ます。 日本語がものごとを漠然と一言で要約することを好むのにたいし、英語はできるだけ細かく、そして具体的に内容を表現します。具体的であれば あるほどネイティブにとって理解しやすくなります。語彙、文法、構文も具体的な表現を助けるものがもっとも使いでがあります。下にどのようなものが必要か 書きましたので参考にして下さい。 語彙 文法 また、基本ストラクチャーの詳しい説明のところで前置詞を多く使いますのでこれもマスターしましょう。 構文
これで皆さんも初級レベルに何が必要なのか理解いただけたのではないでしょうか?次に、もっとも大きな困難を乗り越えなければならない、中上級の実態を詳しく見てみましょう。 |
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