どうやって書くのか? |
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自然な英文のスタイル 文レベル規則の中でもっとも重要なものが、英文のスタイルの規則です。下にこれを図解しました。このスタイルに従い英文を書くことで、シンプルで分かりやすい英文が仕上がります。まずこの規則を徹底的にマスターしましょう。
英文で書きたい文章
さて、上記の日本文を上の自然なスタイルのフォーマットに当てはめ、それぞれの要素を詳しく解説しましょう。フォーマットの内容が分かりやすくなります。 慣用フレーズ 日本文の語尾にあたるもの 日本文
英文
慣用句はやたらに使うものではなく、日本語同様、書きたい内容に適切なニュアンスを追加するものです。慣用句は単体で用いられるとは限らず、複数の慣用句を結合してニュアンスを調整することもできます。’I’m sure he proposed that’ ‘We believe they announced that’のようなものがそうです。 慣用句には次の三つのパターンが存在します。 例) 2)文の本体となる慣用表現 例) 例) 本体
英文
次に、文の本体があります。内容の中心部で、いわば文のテーマにあたる部分が本体になります。本体ではできるだけ簡単な表現を使うことがルールです。全体としてはかなり複雑な内容の文であっても、本体はI have a pen程度に簡単明瞭に表現します。本体はあくまで内容のテーマを提示することが目的なので、内容の詳しい説明はここで行わないようにしてください。内容の細かな説明は「詳しい説明」の部分で行います。
詳しい説明
英文
詳しい内容の部分は英語を書くときにもっとも重要な部分になります。英語は、内容を一言で要約する日本語とくらべると、ものごとを写実的に細かく説明する言語です。文中では本体で提示されたテーマはこの部分ではじめて詳しく説明されます。日本人にはもっとも苦手な要素かもしれません。 前置詞 + 名詞
to不定詞 + 動詞 + (名詞) (〜を)〜するために、(〜を)〜すること
動名詞 〜ing 〜をしながら
副詞
日本文
英文
挿入句は詳しい説明とならんでもっとも重要なものです。日本語にはありませんので日本人には使いにくいかもしれません。挿入句とは’ ’や- -で区切られた文章や節で、主語や目的語を説明する目的で文中の任意の場所に挿入されます。 全体 次に、同じ文章を全部まとめて見てみましょう。上の要素がどの部分にあたるかもっとよく分かります。 日本文
英文
上の例でお分かりいただけたでしょうか?現代の英文は「慣用句 + 本体 + 詳しい説明」の順で書かれ、これに任意に「挿入句」が入って文が完成されます。これがインターネットやビジネス文書、そして英字新聞などでよく見受けられる現代英文の一般的なスタイルとして流通しているものです。このスタイルに忠実に書くことが文レベル規則でもっとも重要な内容になります。 したがって、このことは、英文のライティングは、自分の書きたい日本文のどの部分が「慣用句」でどの部分が「本体」、そして「詳しい説明」、「挿入句」にあたるのか、それぞれの部分の配分をしっかり行うことで自然とスラスラと書けるようになる、ということを意味しています。 また、一見して分かる通り、この基本ツールは文法とはまったく異なるものです。文法とはそれぞれの部分の内部の規則、例えば主語と後にはかならず動詞が来るというような、語と語の結びつきのことを言います。この基本ツールは現代英文の形とスタイルを決めているルールですから、この意味で文レベル規則と呼べると思います。文レベル規則は文法同様に大変に重要です。
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